過去問について
過去問とは、過去の入試問題の俗称です。「過去問題」とも呼ばれています。入学試験・適性検査・資格試験などの過去の問題を集めたものを、「過去問題集」と呼んでいます。
■中学受験の過去問題集(書籍)
中学受験の過去の入試問題を集めた「過去問題集」は、以下の数社から販売されています。残念ながら全ての中学校の過去問が販売されているわけではありません。
教英出版:関東圏以外の全国の中学校
声の教育社:関東圏の中学校中心
東京学参:関東圏の中学校中心
英俊社:関西圏・広島地区・愛知地区の中学校
発売時期は出版社・対象の中学校により異なりますが、毎年春~秋にかけて発売されます。
■中学受験の過去問題集(学校配布)
一部の私立中学校などでは、学校説明会・体育祭・文化祭などで、過去の入試問題集を無料・有料で、配布・販売している事があります。
■中学受験の過去問(ダウンロード)
最近では、一部の中学校が、自校のホームページにて過去問を無料公開しています。このような過去問は無料で閲覧・ダウンロード・印刷することが可能です。国語については著作権の関係で公開していない場合もございます。(後述)
■過去問対策の重要性
受験する中学校の過去問を事前に解く事は以下の理由から重要です。
・試験問題に慣れるため。(時間配分や捨て問の見極めなど)
・発表されている合格最低点と、自己採点の結果を比べて、現在の実力を測定するため。
・学校により出題頻度の高いジャンルが存在する場合がある為、そのジャンルを知る必要があるため。
・苦手ジャンルを把握し、その後の学習に役立てるため。
■過去問対策の時期
多くの中学受験塾では、「小6の秋頃から志望校の過去問対策をする」ように指導しているようです。受ける可能性がある学校も含めると、多くの中学受験生が数校×数年分の過去問を解いています。早い時期(9月頃)から過去問を解く場合は、古い年度の過去問から解くほうがよいでしょう。
■国語の入試問題・過去問と著作権
国語の入試問題は、作品や新聞記事から出題される場合が多く、著作権が問題になってきます。著作権の保護期間は、著作者が著作物を創作した時点から著作者の死後50年までとなっています。
但し、著作権法で、国語の入試問題の長文を書籍・新聞などから出題する際には、事前の許諾は不要となっています。(要:出所の明示)
入試問題の2次使用の場合は、権利保有者からの許諾が必要です。保護期間が切れていない著作物を使用する際は、原則として使用料がかかります。入試問題の2次使用には以下のようなケースがあります。
・過去問題集の販売・配布
・入試問題・過去問題をネットで公開
・塾のテキストなどに使用
以前は、著作権者の許可を取らずに、塾のテキストなどに使用するケースが多くありました。最近は、学習教材会社や塾などが「著作権侵害」で訴えられるケースが相次いでいますので、そのような無断使用は少なくなってきています。



